バンコク2日目:チャオプラヤー川ボート、ワット・アルン、ICONSIAMとヤワラート美食完全攻略
ワット・ポーの巨大黄金涅槃仏、対岸にそびえる白磁の塔ワット・アルン、ICONSIAMの屋内水上マーケットと中華街の炭火麺まで満喫する一日。

チャオプラヤー水上ボートとワット・ポー:46メートルの黄金巨大涅槃仏
バンコク2日目の朝は、街の生命線であるチャオプラヤー川の爽快な川風を感じながらスタートします。BTSサパーンタクシン駅直結のサトーン船着場からオレンジフラッグ急行ボート(16バーツ)やツーリストボートに乗船すれば、道路の渋滞を完全に回避しながらターティアン(Tha Tien)船着場まで快適にクルーズできます。
船着場から徒歩3分のワット・ポーは、バンコク最古の寺院でありタイ古式マッサージの総本山として知られています。日中は大混雑となりますが、朝9時頃に訪れると、静まり返った神聖な空気の中で黄金に輝く巨大な涅槃仏を間近で拝観できます。
涅槃仏の足の裏には、螺鈿細工(真珠貝の象嵌)によって仏教の世界観を表す108の吉祥図が細密に描かれており、息を呑む美しさです。仏像の背面に並ぶ108個の真鍮の鉢に、20バーツで両替したコインをカランコロンと音を立てながら落としていく祈願儀式は、旅に心地よい静けさをもたらします。
涅槃仏を拝観した後は、境内にそびえる91基の仏塔「プラ・マハ・チェディ」の小道を散策してみましょう。色鮮やかな中国陶器のモザイクタイルで覆われた仏塔群が、朝の陽光を受けて煌めく光景は格別です。

対岸渡し船とワット・アルン:白磁の仏塔とタイ伝統衣装フォト
ワット・ポーを出たら、目の前のターティアン船着場から対岸へ渡る渡し船(片道5バーツ)に乗船します。わずか3分ほどの船旅ですが、水上から徐々に迫ってくるワット・アルン(暁の寺)の白く美しい大仏塔のシルエットは、絵画のように美しいシャッターチャンスです。
対岸に降り立つと、寺院周辺にはタイ伝統衣装「チュット・タイ」のレンタルショップが立ち並んでいます。200〜300バーツほどの手頃な価格で華やかな金糸織りのシルク衣装を身にまとい、プロによるヘアセットを施して記念撮影を楽しむ体験は、世界中の旅行者から大人気を集めています。
高さ82メートルの大仏塔に近づくと、かつて中国貿易船のバラスト(重し)として運ばれてきた無数の陶器のかけらを再利用した繊細なモザイク装飾に目を奪われます。白漆喰とパステル調の陶器の花模様が、南国の青空に映えて圧倒的な気品を放ちます。
急勾配の石段をゆっくりと登りテラスに出ると、川を行き交う木造ロングテールボートや対岸の王宮群を見渡す爽快なパノラマビューが広がります。


ICONSIAM スックサイアム:冷房完備の屋内水上マーケットと全国グルメ
ワット・アルンからボートに乗ると、バンコクの最先端ラグジュアリーモール「ICONSIAM(アイコンサイアム)」へ直行できます。日差しの強い午後の時間帯、涼しい冷房が効いた地上階の巨大グルメゾーン「スックサイアム(SookSiam)」に足を踏み入れましょう。
屋外の水上マーケットをそのまま屋内に再現した水路には木造の小舟が浮かび、舟の上で職人たちがパッタイやソムタム、豚肉の串焼き(ムーピン)を次々と焼き上げます。屋台の衛生面を気にすることなく、清潔で快適な空間でタイ全土の味覚を食べ歩きできるのが最大の魅力です。
チェンマイ名物のカレーヌードル「カオソーイ」や、完熟マンゴーに温かいココナッツミルクもち米を添えた「カオニャオ・マムアン」をデザートに味わうのがおすすめです。食後は2階のアジア最大規模の屋外テラスを備えたApple Storeへ立ち寄り、川沿いの絶景を眺めてみましょう。
上層階には世界の一流ブランドブティックや日本の高島屋が入居しており、優雅なショッピングタイムを過ごすことができます。
夕方4時頃にリバーフロント広場へ出ると、豪華なクルーズ船や高速シャトルボートが行き交う活気ある風景とともに、現代バンコクの目覚ましい繁栄を肌で感じることができます。
黄金の夕暮れ・ワット・アルンを望む絶景ルーフトップバー
午後5時を回ったら再びボートで対岸のターティアン側へ渡り、事前予約しておいたリバーサイドのルーフトップバーへ向かいます。「サラ・ラッタナコーシン」や「View ARUN」など、ワット・アルンを正面に望む特等席が待っています。
南国の太陽が沈み、空がオレンジから深い茜色、そして紫へと刻々と表情を変える中、冷えたシンハービールやトロピカルカクテルを片手に乾杯しましょう。昼間は白く輝いていた大仏塔が一斉に黄金色のライトで照らされる瞬間、水面に揺れる光の乱反射とともに息を呑むような感動が訪れます。
川面を渡る心地よい夜風を浴びながら、ライトアップされた仏塔を背景に撮影するシルエット写真は、一生の思い出に残る最高の一枚になります。
この夕暮れ時の特等席は世界中から予約が殺到するため、公式Webサイトから最低でも2〜3週間前にはリバーフロント席を確保しておくのがスマートな旅の鉄則です。

ヤワラート中華街の不夜城:ネオンサインとミシュラン炭火麺
ロマンチックな夕暮れを満喫した後は、トゥクトゥクに乗って約10分、巨大な漢字ネオンが煌めくヤワラート中華街(Yaowarat Chinatown)へ繰り出しましょう。夜になると大通りの両脇に無数の屋台がひしめき、街全体が巨大な食のテーマパークへと変貌します。
まず目指すべきは、ミシュランのビブグルマンに選出された「クアイッティオ・クアガイ」の名店です。炭火の猛烈な火力で中華鍋を煽り、鶏肉とイカ、幅広の米麺を卵とともに香ばしく炒め上げた一皿は、パリッとした焦げ目と凝縮されたスモーキーな風味が絶品です。
続いて「ナイエック・ロールヌードル」で、胡椒の効いたピリ辛の豚骨スープにモチモチの丸まった米麺とカリカリの揚げ豚バラ肉が入った名物スープを味わいましょう。熱々のスープが散策で疲れた胃袋を芯から温めてくれます。
食後のデザートには、炭火でトーストしたパンにとろける練乳やパンダンカスタードをたっぷり挟んだ名物トーストを堪能しましょう。行き交うバイクの喧騒と甘い香りが入り混じるヤワラートの活気の中で、驚きと感動に満ちた2日目の夜を締めくくりましょう。
旅行者が最も気になる質問 (FAQ)
現地の交通、宿泊エリア選び、両替や決済手数料に関する実践的な回答です。
Q1.ワット・ポーやワット・アルンを参拝する際の服装規定はどうなっていますか?
Q2.チャオプラヤー川のボートはオレンジとブルーのどちらに乗るのが良いですか?
Q3.ワット・アルンを望むルーフトップバー(サラ・ラッタナコーシン等)は予約なしでも入れますか?
Q4.ヤワラート中華街の屋台街は何時頃に訪れるのがベストですか?
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